歴史の本文のモデルから読み解く空白の100年
いらっしゃいませ、マドモアゼル。
本日は歴史の本文のモデルをご用意しております。
ONE PIECEの世界には、読むことが禁止されている文字があります。
ロビンの悲しい過去を呼んだ歴史の本文(ポーネグリフ)です。
それは、世界政府が何かを隠すために禁止したと見られています。
ヴァイキング時代を調べているとこんなものを知りました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:CodexRunicus.jpeg から引用。
これは、ルーネ文字(ルーン文字)と呼ばれる文字です。
歴史の本文にそっくりな気がしませんか?
これらの文字はヴァイキング時代に、ヴァイキング達が様々なことを残すために作られました。
岩に彫ったり、木に彫ったり、銅像に彫ったりして扱われます。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:U_240,_Lingsberg.JPG より引用。
このように絵のようなものや文字だけのものがあります。
死者を記念したり日用品にも記したりと、日常的に使われていた文字でした。しかしそれもヴァイキング時代の終わりとともに減り、ラテン文字が主流となりました。
しかし、完全に廃れたわけではなく、文字数を増やして生き残っていました。
余談ですが、あの魔法学校の映画では、ルーン文字の授業が登場しているようです。
では、そんなルーネ石碑から空白の100年を考察してみましょう。
お待たせいたしました。
本日のメインディッシュ
「20の民族大移動と追い出された一族の100年間にわたる戦争」
でございます。
調味料と根拠を添えてお召し上がりください。
ルーン石碑で扱われるルーン文字を学ぶと、非常に昔まで遡ります。
しかしそれらを説明しても難しい話ばかりになりますので、割愛させていただき、ルーン石碑に書かれた内容とあり得る展開を書かせていただきます。
まず、ルーン石碑に書かれた内容です。
以下のような内容が多く、残されています。
- 死者を記憶するための使者記念碑
- 土地財産継承の目印
- 社会的地位と権威の誇示
と言われています。
これだけであれば、あまりONE PIECE世界との関連は無いように感じます。
しかし、気になるルーン石碑がありました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:R%C3%B6kstenen_1.JPG より引用。
スウェーデン南部のレク教会にある「レク石碑」です。
これはかなりの長文であったに加え、ヴァイキングの息子ヴァーモーズについての謎かけが書かれています。
パートに分けたうちのいくつかを読んでいきましょう。
〈光の記憶〉の一部
戦士らの長たる豪胆な王者は馬に乗り、Hraiðsea(東の海)の海岸を越えた(=東の境界を越えた)。今、彼は馬上で盾を構えて武装し、名のあるものたちの中でも第一のものだ。
ONE PIECEに通ずるような言葉がいくつかあります。
〈力あるものの戦いの記憶〉の一部
12番目として言おう。戦いの馬(=狼)が戦場で餌にまみえるのはどこか。20人の王が横たわるのはどこか。
20人の王…天竜人…?
〈最後の力あるものの戦いの記憶〉
イッグ(=オージン)の記憶を若き人に言おう。
誰の子孫として生まれたのか。それは嘘ではない。
巨人を打ち負かすのは誰か。それは嘘ではない。
これらのように、ONE PIECE世界に通じる用語が散りばめられています。
元々学者達はこの碑文の解読をゲルマン民族移動と関連つけて考えようとしていたようでした。
ゲルマン民族移動といえば有名です。
ざっと言えば、土地などを求めて多数の民族がヨーロッパ各地へ侵略し、それぞれの場所で建国したものです。
似てるんです。
天竜人の祖先たちが20人。
各地の王であること。
関連つけて考えられているルーネ石碑。
解読の難しいルーン文字。
また、この碑文の一部には
100年にわたる戦闘
に関わる記述があります。
直接的な戦闘かどうかはまだ解読されていないようですが、そうではない100年間の戦闘ということも予想されているそうです。
宗教戦争、差別との戦い、環境問題との戦いなどが考えられるのでしょうか。
またさらに
気候変動について
の記述もあります。
連続した火山噴火、それに伴う平均気温の低下と飢饉、大量絶滅といったことが書かれています。
考察と考察が関連ついていきます。
このルーネ石碑のように、自分の頭の中の考察をうまく紡いでいけるでしょうか…。笑
つまり、以上のことから
ルーネ石碑を読み解いていくことで100年間の歴史を読み解けるように
ポーネグリフを読み解くことで空白の100年を知ることができます。
その中身は
20の民族移動が起きた100年間、原住民たちとの隠すべき戦闘があったこと。
また、ポーネグリフのモデルは"ルーネ石碑"であることはほぼ確実なのではないでしょうか。
ゲルマン民族移動との関連を考えると、前後してしまうのですがクローバー博士の言っていたある王国は
"ビザンツ帝国"
をモチーフにしているような気もします。
ビザンツ帝国を追って考察してみるのもおもしろそうです。
0コメント