物語の終わり

いらっしゃいませ、マドモアゼル。

本日は物語の終わりをご用意しております。


物語の終わりが見え始めました。
寂しい思いが9割、早く見たい思いが1割ほど。

すでに、最高の漫画だと思っているONE PIECEです。

ふと、物語はどう終わるのだろうと考えました。今まで一度も深く考えたことはありませんでしたが、考えてしまったのは物語の全容が見え始めたからだと思います。

寂しい思いをもちつつ、ONE PIECEの終わりについての考察をお読みください。


お待たせいたしました。
本日のメインディッシュ

「一味の夢を叶えるために」

でございます。
調味料と根拠を添えてお召し上がりください。

ONE PIECEの主人公、ルフィとその仲間達には一人一人夢をもって航海しています。

ルフィ→海賊王と何か
ゾロ→世界一の大剣豪
ナミ→世界の海図を描くこと
サンジ→オールブルーを見つける
ウソップ→勇敢なる海の戦士
チョッパー→万能薬になること
ロビン→真の歴史の本文を読み解く
フランキー→夢の船で世界の果てへと辿り着く
ブルック→ラブーンとの再会
ジンベエは描かれていませんが、人種差別からの解放、魚人島の地上移動というところでしょうか。オトヒメの願いが叶うことであるような気がします。

気づいてしまったのです。
これ、あることが起きれば叶う夢があるんです。

ナミの世界の海図。

これ、ラフテルまでの海図は描けても他は描けないですよね。何周しなければならないんだという問題です。
ルフィが海賊王になろうと叶わないのです。

サンジのオールブルー。

世界中の魚などが泳ぐ夢の海です。
はじめは、ラフテルの近くに存在するのかと思っていました。

チョッパーが万能薬に。

この万能薬というのは世界中の病気、どんな病気も治せる医者になるということ。
ナミと同じく、世界中回る必要がありそう。

ブルックのラブーンとの再会。

一周して、もう一度グランドライン入りするのでしょうか。それとも、その頃にはサニー号の下には海楼石が敷かれているのでしょうか。
海賊王の船員であったクロッカスがラブーンと共にいるわけなので、行けるは行けるのでしょう。

ジンベエの差別解放

魚人島の地上移動はもちろんですが、それだけではなく魚人や人魚が世界中に出かけられる世界が理想ですよね。

ゾロやウソップは海賊王の道すがら、叶う描写が予想できるわけです。
ロビンやフランキーはラフテルに辿り着くことで必然的に叶うと思います。

ではこれらのクルーの夢はどうやって叶えるのか。
一つだけ、全員の夢が叶う方法がありました。

それは

レッドラインの崩壊

です。

東西冷戦の終わり、ベルリンの壁崩壊のように世界の海を分かつ赤い壁が崩壊することで麦わらの一味の夢は叶うのです。正確には、叶えられるようになるのです。


特に、サンジのオールブルー。
これ、レッドラインが崩壊したら自然と世界中の魚が一つの海で泳ぎますよね。

この考察を思いついた時、ルフィが言った海賊王と同じ台詞がこうではないかと頭に浮かびました。
考察界でも聞いたことありましたが、それが確信に近くなりました。

ルフィは
一番自由な奴が海賊王だ‼︎
と言っていました。

この自由の意味ですが、当初は支配からの解放だけだと思いました。
しかしこうは考えられないでしょうか?

"どんなところも自由に行き来できる"


そうすると、ルフィの夢は

『世界中の人と宴をする』

ではないでしょうか。

人種を問わず、世界中の人たちと一斉に宴、そして毎日どこでも宴。

レッドラインもなく、グランドラインや東の海の区別もなく、世界中が一つになっているのなら、いつでも誰とでも会い、宴ができる。

そんなありえないようで、誰もが夢見るような世界を、同じように夢見たルフィが現実にしてしまう。
ゴール・D・ロジャーですら、時が満ちていなかったため叶えられなかった、海賊王とは別の夢をルフィが叶えるのではないでしょうか。

ここからはおまけですが、
3つの古代兵器の役割はこの世界の創造だと考えています。

現に、ポセイドンであるしらほしの力は海王類と話し、制御できることです。
つまり、カームベルトをどうにか無くすことも可能な気がしますよね。

プルトンは島一つ吹き飛ばすほどの威力だと言われています。
レッドラインを崩壊させることもできそうです。

ウラヌスは出てきていませんが、空と言われています。空といえば空島です。
空島を地上に下ろして空の人々も世界とひとつにする、もしくは空へつながるエレベーターのような存在でしょうか。

使い道を間違えば世界が滅ぶほどの代物ですが、真反対の素晴らしい世界。
そんな世界の創造をするための古代兵器なのではないでしょうか。

料理は以上になります。

お口に合いましたでしょうか。


いつかくる答え合わせを待ちながら、目の前の食事(考察)をお楽しみください。


またのご来店をお待ちしております。

ナナジの考察レストラン

いらっしゃいませ、マドモアゼル。 こちら、ナナジの考察レストランでございます。 シェフの気まぐれONE PIECE考察をご賞味ください。食べログコメントもお待ちしております。

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