カイドウの角

いらっしゃいませ、マドモアゼル。

本日はカイドウの角をご用意しております。



ずっと不思議に思っていることがありました。
普通の人間に角は生えないよ?ということです。

付け角の可能性も考えましたが、ヤマトも角があるので遺伝されるもの、つまり生まれ持ったものなわけです。

そうすると考えるべきは、カイドウって一体何者?ということです。

お待たせいたしました。
本日のメインディッシュ

「カイドウは古代巨人族の遺伝子を組み込まれた人造人間」

でございます。
調味料と根拠を添えてお召し上がりください。

まず大前提として、カイドウの角の形とオーズの角の形がそっくりなのです。
少し膨らんで戻って上に伸びる角。

もし、鬼をイメージさせたいという理由から角をつけるのであれば、曲げずに上に伸ばすだけでよいと思いませんか?

見た目的に、なのであればオーズを真っ直ぐ角にしてもよいと思います。


とてつもなく違和感なのが、全く同じような角が生えているというところなのです。

では、見た目以外の根拠です。

1、大きさ

カイドウかなり大きいですよね。
710cmあります。
古代巨人族に比べれば大したことない大きさですが、人としてはおかしな大きさです。

まあ、ONE PIECEの世界では皆さんおかしな大きさなので、何とも言えませんが。笑

2、海賊旗

次に、海賊旗に同じ角が描かれていることです。つまり海賊団結成時から角があったことを示しています。

ロックス海賊団が解散し、見習いを終えて海賊団結成した時にはすでに角があるということです。
となると、生まれつきというのが有力ではないでしょうか。

3、ビッグマムの出会いの言葉

1041話でビッグマムが敗れた後、それを悟ったカイドウの記憶から、少しの過去回想が描かれています。

その、ビッグマムと出会った時に言われている言葉が
口はついてんのかい?
もしもし〜?喋れんのか?
とあります。
違和感がありました。

今のカイドウの姿を見れば、会話は通常通りできることが分かるんです。
そして、その後のセリフから、15歳であると子供カイドウは話していることもわかります。

龍の形をしていた?とも考えられますが、マムが渡したと判明しているので出会い時には非能力者なはず。
そして、もしボロボロの状態であるなら「口はついてるか」は聞かないはず。

そうすると考えられるのは、

人間とは思えないような見た目をしていた

ということが有力です。

そこで今でも人間とは思えないのは、角ですよね。
他にどのような見た目だったのかは予想できませんが、角が生えた人間なのか人間ではないのか分からない生き物。

そんな気がします。

4、異様な身体の強さ

これも大きさと同様、マムもそうですし、その他にもたくさん人間とは思えない身体の持ち主がたくさんいます。

後乗せサクサク根拠です。

空島から落ちても死なない強さ、というのは不思議な描写でした。
強いのか、丈夫なのか、不死身なのか、何を伝えようとしているのかが分かりません。

しかし、ホールケーキアイランド編で

外骨格

という言葉が出てきました。

MADSに所属していたというサンジの父親ジャッジが子供たちに組み込んだ技術です。

弾丸なども弾くような硬さを誇ります。
これがカイドウにも備わっている、と考えるとまだ理解できるような気もします。

じゃあ鉄の風船マムは?と思うんですけどね。

5、パンクハザードの研究

パンクハザード編は新世界の第一歩だったのですが、色々なことが起きすぎて伏線の宝庫となっています。
その中で、実験施設としての意味合いが強い島でした。

シーザーのくそ実験はともかく、元々様々な実験がされていた島です。
ONE PIECE684話から引用
ONE PIECE655話から引用
そんなパンクハザードの2枚の上の絵を見てください。

角が生えたマークが描かれているのです。
2枚目は入口に描かれていたマークで、ただ危険を表しているような気がしていました。

しかし、1枚目の服に描かれたマーク。
角が生えた何かを研究するチームだったと考えるのが無難ですよね。

そこで今まで出てきた中で、角が生えているのは古代巨人族なのです。
古代巨人族の子孫であったリトルオーズJr.の海賊旗マークにも似ています。

現に大きな頭蓋骨をルフィ達は目撃しています。

また、カイドウが買い取ったという古代巨人族の失敗作「ナンバーズ」もいます。


このことからパンクハザードが古代巨人族の研究をしていたことは明らか。
ベガパンクを筆頭に古代巨人族の血統因子?を組み込む実験はしていたのでしょう。

しかし、一つ疑問なのはシーザーが
人間が急にでかくなるわけはねエ
と言っています。
これが、
何人も失敗しないとでかくなるわけがないと言っているのか
注射一本でいきなりでかくなるわけがないと言っているのか
急にでかい人間が生まれてくるわけがないと言っているのか

シーザーは子供攫ってきて成長に合わせて大きくなる実験を行いました。それは、ベガパンク達には止められていた方法です。

つまり、ベガパンクは人道に背いたことをある程度してはいますが、シーザーほど踏み外すことはないと思えます。


となると、カイドウは

急にでかい人間が生まれてくるわけない

とシーザーに言われた実験で生まれた人間と考えられないでしょうか。

人造人間の技術があることはわかっています。ジャッジがクローン兵を作っていました。
作中で出てきた科学者達は有能ですが、全てベガパンクの上はいきません。

つまり出てきたものは全てベガパンクが発見したことでもあるのかもしれません。


そうすると、人造人間はベガパンクがやっていたことで、それにより生み出された古代巨人族がカイドウ。
実験は失敗しており、古代巨人族ほど急に大きい人間は生まれなかった。
しかし、外骨格や身体能力はしっかりと発達したため最強の人間が誕生した。

強すぎて簡単に逃亡。
何度か捕まえて実験体にするも、その都度逃走。アルベルとともに海賊団結成。

そんな生い立ちがあったように思えます。

食後のデザートになります。
実はカイドウの部下達にも角が生えてるんですよね。飛び六胞達に。

考えられるのは
1、カイドウ?古代巨人族?の血統因子を摂取
2、付け角
3、恐竜の悪魔の実の人獣型
4、たまたま角がついたやつが集まった

あたりです。
私は1と2の併用が有力だと考えています。

とは考察が異なりますが、もし摂取することができているなら大きさにも納得がいく点がありますよね。

料理は以上になります。

お口に合いましたでしょうか。


いつかくる答え合わせを待ちながら、目の前の食事(考察)をお楽しみください。


またのご来店をお待ちしております。

ナナジの考察レストラン

いらっしゃいませ、マドモアゼル。 こちら、ナナジの考察レストランでございます。 シェフの気まぐれONE PIECE考察をご賞味ください。食べログコメントもお待ちしております。

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